ショッピングモール「ニューセントラル」

NU Sentral

NU Sentralは、KLセントラル駅に直結のショッピングモールです。

2014年にオープンした真新しいショッピングモールで、私が3年前の2013年にクアラルンプールに来た時は、まだ工事中でした。

非常に近代的で、広くて、何でもあって便利なショッピングモールでした。

 

しかし、名前が「NU Sentral」とは。初めて見たときは違和感バリバリでした。

ヌー・セントラル? ヌーってなに? なんかダサいけど? と思いました。

 

これもおそらく、マレーシア方言の英語なのでは、と気が付きました。

Nu とはおそらく New のこと。

NU Sentral は、New Central「ニュー・セントラル」のことだと判断しました。

そう考えるとスッキリします。"新しいセントラル"で、「ニュー・セントラル」なのね、と。

 

しかし、「New」が「Nu」とは。全然似ても似つかない。

やっぱりマレーシアにいると、ちょっとおかしな英語が身に付いちゃいそうですね。

 

写真は、KLセントラル駅とニューセントラルとをつなぐエスカレータです。

このエスカレータを登って、ニューセントラルに入ります。

KLモノレール駅が、この先のニューセントラルに直結していますので、モノレールに乗る場合はここを登ってニューセントラル内を縦貫して行きます。

 

ここで1フロア上に登るので、KLモノレールの駅に行くには、途中でまた1フロア降りる必要があります。

それが結構わかりにくく、意外と面倒でした。

それでも、ニューセントラルができる前に比べると格段に便利にはなりましたが。

ニューセントラルの中の様子です。

新しくてピカピカしていました。

日本でもおなじみのGODIVAなど、高級なショップも入っていました。

 

ここがどこの国なのか、一見わかんなくなりそうですが、ここもマレーシアです。

 

天井の様子です。

吹き抜けになっています。

東南アジアのモールでは、よく見られる感じです。

ニューセントラルには、スーパーもありました。

写真は日用品のコーナーです。

 

モノにあふれていて、庶民の暮らしも比較的豊かなのだと思います。

日用品は、もう日本のスーパーと変わらない品ぞろえです。

奥に見えるご婦人が少しエキゾチックです。

写真は、何やら怪しげなロールケーキです。
写真の毒々しい色のロールケーキは、4.55RM(136円弱)。
何入ってるか分からないので、買いませんでしたけど。日本ではあまり見かけない色の食べ物ですね。

本物かフェイクかはわかりませんが、前のご婦人がお持ちのバッグは、グッチのバッグでした。

結構傷んではいますが。

 

普通の庶民が、高級ブランド グッチのバッグを買えるということ。これは、庶民もおカネを持っていて、ほどほどに裕福であるということを意味します。

 

また、グッチのバッグを普通に街で持ち歩けるということ。これは、高級ブランドのバッグを持っているからといって、こいつは特別カネを持っていると狙われたり、襲われたりしないということで、治安が良いということを意味します。


治安が良いというのは、言い換えると、自分も周りの人もそれなりにおカネを持っていて、おカネには困っていない、ということです。

犯罪を犯してまで強奪したりしなくても、ある程度のおカネをみんな持っているので、犯罪を犯すリスクをとらない、ということです。

人はおカネがないから犯罪という重いリスクを犯して高級品を奪ったりするわけで、十分なおカネさえ皆持っていれば、犯罪というリスクは犯さないわけです。

 

治安の良し悪しを計るには、待ち行く普通の人や電車内の乗客などが身に着けているバッグや服、靴、腕時計、ケータイ端末などをみるとよくわかります。

治安の良い国では、有名ブランドなどの高級品を身につけている割合が高いです。シンガポールなどはその最たるもので、待ち行く人のほとんどがブランド品などの、とにかく上質な品を身につけているように思います。

東京で見かける普通の人よりも、高級品率が高いように感じました。まあ、向こうは季節が年中夏しかなく、一年中軽装の夏物だけで暮らせるので、日本の冬物分の費用をすべて夏物に注ぎ込める、という理由もあると思いますが。衣服はコートとか冬物が一番高いんですよねー。

逆に治安の悪い国では、高級品を身につけている人がほとんどいません。

庶民がグッチのバッグを身につけているということは、クアラルンプールも治安が良いといえそうです。


こちらの方のバッグはどこのブランドかわかりませんでしたが、小ジャレたバッグでした。

 

写真は、ニューセントラルのフードコートです。

ここで晩ごはんを食べました。

 

フードコートの客層はこんな感じです。

晩ごはんは、ミーゴレン。ピリ辛でおいしかったです。

 

左にある緑色のものは謎のデザートで、ニョニャ料理店で買ったもの。

ニョニャというのは、中国系とマレー系の混血家庭の料理だとかなんとか。

羊羹のような、ういろうのような感じで、淡ーい甘さの食べ物でした。

 

写真は、ヒジャブ屋さんです。

ヒジャブは、ムスリム女性全員が着用を義務付けられているスカーフです。

非常に小ジャレた佇まいで、スタイリッシュな雰囲気のお店でした。

 

写真は PARKSON 百盛 さんです。東南アジアではよく見かけますね。百盛さんもニューセントラルの中にテナントとして入っていました。

何なんでしょう、百盛って。「PARKSON」の後に「百盛」とあるんで、中国系のデパートかなと想像できますが。日本にはありませんね。

百盛さん、東南アジアでは結構あちこちで見かけるんで、おそらく世界ではメジャーなデパートなのでしょう。

なんか中国系なのにデパートということで、高いのか安いのか、高品質なのかチープなのか、頭が混乱してしまうので、一度も入ったことがないです。

 

道行く買い物客も、どことなくオシャレな感じです。

 

写真は、VICTORIA'S SECRET というショップです。

VICTORIA'S SECRET、どこかで見た覚えがあるなあと思ったら、羽田空港の出国後エリアで見たお店でした。

日本でも羽田空港のしかも出国後エリアでしか見かけないショップが、ここクアラルンプールのニューセントラルにあるとは、驚きでした。

写真は、早朝のニューセントラルの様子です。
日本のショッピングモールは、開店時刻になるまで中に入れないのが一般的ですが、ニューセントラルは営業時間前でも入れるようになってました。

早朝のニューセントラルの様子です。

ここのコーヒー屋は早朝から営業していました。
ここでなら、安全な食べ物が早朝でも食べられますね。
朝食が食べれるところがなくて困ったら、ニューセントラルのこのコーヒー屋にくれば、間違いありません。メニューはパンとかしか選べませんが、安全安心です。