クアラルンプールでは、KLセントラル駅の近くにあるホテルサマービュー Hotel Summer View に宿泊しました。
朝食なしのプランでの宿泊であったので、ホテルの外で食事をとる必要がありました。そこで、朝早めに起きて、KLセントラル駅近辺を散策しました。
この写真を撮った時刻は、AM6:30頃だったと思います。
3月のクアラルンプールは、朝6:30でも結構薄暗かったです。その代わり夜は、20:00頃まで明るかったように思います。
マレーシアという国は、大きく分けると、西のマレー半島側と、東のボルネオ島側に大別できます。
なお「ボルネオ島」はマレーシア語での表現であり、インドネシア語では「カリマンタン島」と表現します。どちらも同じ島を意味しています。
マレー半島とボルネオ島は地続きではなく、間には海で隔たりがあります。そのためマレーシアの領土は、東西に広いものとなります。
しかしマレーシアは、標準時を1つで運用しています。
そのため、マレー半島側では朝明るくなるのが遅く、夜暗くなるのも遅い。
ボルネオ島側では朝明るくなるのが早く、夜暗くなるのも早い。
という感じになるのだと思います。
マレー半島の北にある地続きでお隣の国タイ Thailand とは、ほぼ同じ経度なのに、1時間の時差があります。マレーシアの6:30は、タイでは5:30です。
朝6:30のクアラルンプールが薄暗いのも頷けます。
写真は、何かの宗教の寺院です。たぶんインド系・ヒンズー教の寺院ではないかと思います。
あまりヒト気はありませんでしたが、早朝から開いてました。
ここはキリスト教の教会ですね。
写真は、教会の朝の礼拝の様子です。
信仰心の厚い人たちは、早朝まだ薄暗いうちからこうして礼拝にくるんですね。
普通の日本人は、朝からお寺に行ってお参りする、なんてことはありませんね。
日本でも、熱心なクリスチャンやムスリムの人たちは、こんな感じで朝から礼拝に行くのでしょうか。
教会には駐車場スペースもありましたが、狭いスペースに所狭しとクルマが詰め込まれている感じでした。
早朝はあまり人の姿はなく、出歩いているのはネコくらいでした。
こちらは、KLセントラル駅近くにある、リトルインディア Little India というエリアです。
確か、ブリックフィールズ Brickfields という名前だったと思います。
早朝なだけに、ヒト気はありません。
奥に高層ビルが見えます。
この近くに住んでいるであろうインド人が、高層ビルへ出勤していく様子が見られました。
リトルインディアで、早朝から営業している数少ないお店です。
客の姿はまばらでした。
鉢に LITTLE INDIA BRICKFIELDS と書いてあります。
ここが Brickfields である証拠です。
早朝のKLセントラル駅周辺は、まだシャッター街です。
おそらく、映画のポスターと思われます。
場所柄、インド映画ではないかと思います。
ゾンビ映画でしょうか、ちょっと怖いです。
この不気味なポスターが至るところにありました。
結局、朝食を食べたのがこのお店です。
アジアではよくある感じの屋台、というか食堂という感じです。
こういうお店には、今まで入ったことがなかったので、緊張しました。
早朝から営業している店は少なく、コンビニでは味気なかったので、こういうところに飛び込むしかなかったのです。
表の看板をチェックし、大体の相場観を把握した上で、意を決して入店です。
お店の中からはこんな感じに見えます。
あのニイちゃんに席を指定されました。
客層はこんな感じです。
これはいずれもインド系の方々ですね。
BGMも、インド系のミュージックがかかっていました。
マレーシアの人はほぼ全員、バイリンガルかトリリンガルです。お互いの言葉が通じない場合、英語が共通語として機能します。
ここでも英語でオーダーすることになるわけですが、向こうが何いってるかわからないし、こちらが何いってるかも通じない。そしてメニューもない。もう、完全に空中戦で勝負するしかない。
絶体絶命でした。
その時、壁にあるこの写真が目に入り、とっさに写真を指差して「This one! 」
・・・ことなきを得ました。
そのあと、ドリンクがどうのと言われましたが、断り方がわからず、飲みたくはないけど Orange juce と告げ、空中戦は終結しました。
そして出て来たのがこちら。
焼いた卵の乗った焼きそばです。
中にキチンが入っており、タンドリーチキンでした。麺も結構スパイシーです。
オレンジジュースは生のオレンジを絞ったもののようで、ウマかったです。
実はこのあと、お腹を壊しました。
ただ、お腹がゆるくなっただけで、痛みも吐き気もなかったので、症状としては軽い方でした。
おそらくですが、食あたりというよりは、水あたりかなーと。
なんとなくですが、オレンジジュースに入っていた氷が悪かったんじゃないかなーと、疑っています。
これもいい経験でした。細かいことを気にしていたら、旅は楽しめません。
今後は、このような食堂は自分には合わないと、近づかなければ良いだけです。メシはフードコートに限りますね。